「カメちゃん日記」を読んで
「東葛インターネット普及会」の同期生であるSちゃんのお兄様の闘病記を、奥様である夏海さんが
書かれた本です。
脳出血で倒れ、半身不随、言語と記憶が曖昧になった入院生活、自宅介護の日常を思いのままに
書き綴られていました。
カメちゃんの気丈さ、優しさもさることながら、夏海さんの頑張り、愛が深く感じられ、
また、Sちゃんのお奥様への思いやり、多くの人に愛されたカメちゃんは
とても魅力のある素敵な人だったと感じました。
これから、自分にもいつかは訪れるであろう介護、自分がこんなにも深い思いで介護ができるのか
自信がないところです。
亀井夏海さんの言葉
人は普通の時は忘れています。好きな人と笑ったり、ごはんを食べたり、眠ったり、一緒に過ごす、そのなんでも
ない毎日が、本当は奇跡だということを。